JATAについて

JATAは、Japan asp therapy association(日本ASPセラピー普及協会)の略称で、

フランス製鍼灸針「ASP」を用いた耳介療法及び皮内鍼療法の国内普及を目的とした団体です。

日本ASPセラピー普及協会(JATA)及び、同協会会員が管理するホームページ・SNS内のASPに関する記述は、施術者への法律を遵守した正しいASPの使用に対する啓蒙と、ASPによる施術を望む患者様への正しい情報提供を目的とした広報PRであり、ASPの宣伝広告を目的としたものでありません。

JATA 協会設立趣旨

日本aspセラピー普及協会は、松浦哲也、襖田和敏、米田裕和の3名が開催していたフランス製のASP鍼を用いた鎮痛、筋弛緩、抗不安に特化した耳介療法の研究会として発足しました。

そのASPを使った耳介療法は2018年にNHKのテレビ番組でBattlefield Acupuncture(戦場鍼治療)として紹介され、巷ではASP鍼の転売という違法行為により入手したASP鍼による戦場鍼治療の施術が横行しました。

このままそのような状況が続けば厚生労働省もだまって見過ごすわけもなく、真面目に輸入して施術している先生たちの施術にも影響が生じるのではないかという不安が私達にはありました。

そこで私たちは適法に輸入したASP鍼を使用している施術者のみによる、正しいASP鍼の使い方と臨床情報の共有、ASPセラピー(ASP耳鍼療法とASP皮内鍼療法の総称)の社会的普及を目的とする任意団体を、2019年6月に『日本ASPセラピー普及協会(会長:襖田和敏)』としてスタートさせました。

その後、2021年6月に一般社団法人日本ASPセラピー普及協会(会長:竹田太郎)を設立しました。

一般社団法人 日本ASPセラピー普及協会 目的および事業

目的

当会は、ASP(Aiguille semi-permanente;半永久留置鍼)などを用いた耳介療法の学理及び応用の研究についての発表及び連絡、知識の交換、情報の提供、技術の研鑽等を行うことによって我が国における耳介療法の進歩発展普及と人類の健康に寄与する事を目的とする。

事業

当会は前条の目的のために次の事業を行う。

  1. 耳介療法に必要となる医療機器の円滑な流通の促進
  2. 学術大会、講演会、研修会その他研究集会の開催
  3. 耳介療法の普及及び啓蒙活動
  4. 出版物の刊行
  5. 関連団体との連絡及び提携
  6. 研究の奨励及び助成並びに研究業績の表彰
  7. 施術者の資格認定及び育成
  8. その他、当会の目的を達成するために必要な一切の事業

ASPセラピー普及協会理念

一般社団法人 ASPセラピー普及協会(Japan ASP Therapy Association)とは以下の理念を掲げ国内でのASPセラピー及びBattlefield Acupunctureの普及を図る会である。

  1. 国内普及
    米軍で採用されている、Sedatelec社が製造するASP-Needleを用いた耳鍼療法(Battlefield Acupuncture)を基に、Auriculotherapy(耳介療法・耳鍼療法)の学術知識を基に、耳以外のポイントも用いたASPセラピーを日本で安全に普及させたい
  2. クライアントへ選択肢提供
    国内で流通している鍼が体質に合わない方々に、ASPセラピーという新たな選択肢を提供したい
  3. 施術者へ技術提供
    ASPセラピー及びBattlefield Acupunctureを行う、医師・歯科医師・はり師・きゅう師に適切な技術を提供したい
  4. クライアントに安全な施術所を紹介
    ASPセラピー及びBattlefield Acupunctureを望むクライアントに、合法で安全な施術を受けられる施術所を紹介したい
  5. 輸入手続き支援
    2019.6現在、Sedatelec社が製造するASP-Needleの個人輸入に係る諸手続きをサポートしたい(現在外部委託)

会長・理事 竹田太郎

会長挨拶

会員の皆様、平素より当会の趣旨にご賛同いただき、ご支援をいただけておりますこと改めて感謝申し上げます。おかげさまを持ちまして無事に第3期を迎えることができました。

順調に会員数が増えてきて、いよいよ100人規模の団体へと成長していきそうです。この2年covid-19の拡大があり、思うような活動が出来ていなかったのですが、それでも理事一同「結果を恐れることなくチャレン ジし続けること」を信念に活動を続けてまいりました。 不断の努力を続けていただいた理事の先生方、本当にありがとうございました。

今期は役員の改選の年です。過日、実施された選挙の結果がそのまま総会でも承認されれば、理事執行部は少し顔ぶれが変わることになります。これまで務めてこられた理事諸先生の安定感に加え、今期からは若い新しい風を吹き込んでくれることでしょう。大いに期待しております。

5月にcovid-19が5類へ移行され、日常生活の面は以前の状況に戻りつつあります。“負”の状況から生まれた 「オンライン会議」の定着は、当会の運営における財政面においては現地集合の会議に比して格段に経費削減に 繋がりました。

そして“正”の状況を取り戻すべく、今期は従来型の「講習会」を積極的に開催していきたいと考えておりますし、新設する「勉強会」も活用いただきたくお願い申し上げます。

また、学術面におきましては、2年連続で全日本鍼灸学会学術大会へ口演発表を行いました。BFAポイントを活用して、毫鍼や粒鍼、温熱刺激による臨床効果をアピールできたのではないかと感じております。いよいよ次は ASPを使用した臨床効果をアピールしたいと考えております!ただし、学会発表を行うためにはASPの国内認証という壁を突破することが不可欠です。慎重に動向を見極めながら準備を進めていきたいと考えておりますし、場合によっては国内という枠にとどまらず海外での発表ということも視野に入れて活動していきたいと考えてお ります。

最後に、どうしてもメディアで取り上げられた印象が強かったため、当会の活動イコールBFAの普及というイメージが強かったようです。その様なイメージを与えてし まったことは、理事の力不足であったことに他ならず、まずは会員皆様へお詫び申し上げます。

今期は原点に立 ち帰って「ASPセラピーの普及」を推し進めていく所存です。当会はBFAに特化した団体ではなく、BFAも耳介療法も(ASP皮内療法を含む)ASPセラピーを普及・実践する団体です。固定観念にとらわれず、柔軟な発想で、我が国の鍼灸業界の発展に寄与するよう、あるいは国民の健康の維持と増進に寄与するよう、活動していきます。

変わらぬご支援とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

顧問 西本武史(医師)

このたび日本ASPセラピー普及協会顧問を拝命しました函館五稜郭病院緩和ケア科の西本武史でございます。

私は、1998年に医師としてのキャリアをスタートし、しばらくは福井医科大学(現、福井大学)の精神科であまりうだつの上がらない精神科医をしていました。

転機となったのは、2010年に福井赤十字病院精神科に一人医長として赴任したことでした。

ここで何でも一人でやらなきゃいけなかった関係で緩和ケアと精神科リエゾン1)の仕事をやりはじめ、以降はこれらを専門として活動してきました。

また、2011年、福井大学に戻った際に、精神科から新しく移籍したがん診療推進センターが、緩和ケアと臨床栄養学の講座だったため、臨床栄養学にも少しだけ手を出しています。

2014年からは地元北海道に戻り、緩和ケア病棟や在宅緩和ケアの仕事を4年ほどしたあと、現在の職場で緩和ケア・精神科リエゾン・臨床栄養といったチーム医療に携わっています。患者さんは、がんのみならず、心不全、腎不全、骨折、適応障害、認知症、せん妄2)…と何でもアリで、2021年の新規サポート患者は600名を超えました。

元々、東洋医学に興味があり、抑肝酸3)のケースレポートを書いたこともありますし、私の主治医?もYNSAの鍼灸師です。

当協会と関わるようになったきっかけは、知人を通して知り合った松浦哲也先生です。彼から疼痛や不安といった私の患者さんとは切っても切れない苦痛に対するASPセラピーの有効性を聞き、自分自身でも科学的な視点からASPセラピーを学んでみようと思っています。

個人的に鍼灸の面白いところは、痛みを伴うところだと考えています。薬だと副作用は出たり出なかったりしますが、鍼灸は必ず痛みという有害事象が出ます。しかも、ASPは通常の鍼より痛いとのことです(私はまだ体験したことがありませんが…)。「良薬は口に苦し」と言いますが、ASPは口に苦いことも良薬なことも分かっているので、あとはなぜ良薬なのかを解明することが重要となってくるでしょう。

私に期待されていることは、医科(と言うのですよね?)と鍼灸の融合だと考えています。医科的な評価や解析を臨床鍼灸に応用し、ASPセラピーを科学的に説得力(≒エビデンス)のある鍼灸に発展させるお手伝いができれば…思っています。

本職が多忙で、逆に色々ご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、よろしくお願い申し上げます。

1)…総合病院で身体疾患患者に合併した精神疾患をケアする医療
2)…身体疾患や薬物を原因とする特殊な意識障害
3)…抗不安・催眠作用を有する漢方薬(ツムラ54番)

西本武史(医師)
Takefumi Nishimoto, M.D.

  • 函館五稜郭病院 緩和ケア科 科長
  • 福井大学医学部 非常勤講師

[略歴]
1970.08.23.生 51歳 北海道出身
1998年福井医科大学卒業 同年医師免許取得
[資格]
精神保健指定医
日本精神神経学会精神科専門医・指導医
日本緩和医療学会緩和医療認定医
日本総合病院精神医学会一般病院精神科特定指導医
日本サイコオンコロジー学会登録精神腫瘍医 

前会長 襖田和敏

日本ASPセラピー普及協会会員の皆様、こんにちは。

改めまして会長の襖田和敏です。

皆様には、日頃より当協会の活動に深いご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。第2期を終えるにあたり一言ご挨拶を申し上げたいと思います。

まず当期の初めに掲げた5つの施策についてご報告致します。

1つ目のASP鍼の国内販売に向けての薬事認証取得についてですが、まだ詳細をお伝えする段階ではございませんが、鋭意進行中であり、早ければ来期にでも私達にとって喜ばしいご報告ができるのではないかと思います。今しばらくお待ち下さい。

次に2つ目の協会認定施術者の全都道府県配置、3つ目のエリアごとの普及活動、4つ目の臨床研究部活動についてですが、年始のご挨拶でもお伝えしました通り、残念ながらまだ道半ばの状態です。しかしながら当協会の一般社団法人化は既定路線として事務レベルでの手続きを推進中ですし、加えて上記の薬事認証取得がなされれば、ASPセラピーを含む当協会の社会的認知度や信頼性はいや増し、普及活動が加速することは疑いありません。従いまして少し長期のスパンで見守り下さいますと幸いです。

5つ目のYouTube鍼灸大学校™(旧学術部)の活動は、既に皆様もご承知のことと存じます。今後も当協会会員だけでなく、その分野に精通した専門家に講師をお願いし、皆様のニーズに合致した良質なコンテンツを提供し続けていければと考えています。

さて、最後となりましたが、今般私議、先日の理事会にて第2期末をもって理事ならびに会長職を退任し、監事に就任することとなりました。在任中はひとかたならぬご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。
なお、後任にはYouTube鍼灸大学校™教授(旧研究部長)の竹田太郎が就任の予定です。何卒私同様格別のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

ちょうど2年前の今頃、名古屋で某鍼灸学会学術大会が開催されました。まだ新型コロナウイルス感染症の存在も知られていなかった、ある意味平和な時代です。その際の私的な打上げに居合わせた襖田・松浦氏・米田氏の3名による茶飲み話が「種」となり、後に上市氏・平賀氏の両名が加わることで「日本ASPセラピー普及協会」が産声を上げました。そして多くの皆様のご支援のおかげで、やっと独り立ちできるまでの組織に成長致しました。せっかくここまできたのだから、せめて来期の法人化新体制までは責任を持って見届けるべきではないかとも悩みましたが、「Don’t put new wine into old bottles.」との諺にもあります通り、あえてこのタイミングでより組織を発展させてくれるであろう新会長にバトンを託すことこそが、自分の役目ではないかとの結論に至りました。そもそも法人化とは組織が個人の所有から脱却し、真の公益化を目指す第一歩ではないかと考えています。勿論、これからも個人の出来る範囲でASPセラピーの普及活動は継続していきますし、監事という大役を仰せつかりましたので、少し離れたところから当協会の活動を見守り続けていきたいと考えています。それでは今後とも「我が子」ともいえる「日本ASPセラピー普及協会」を、皆様もどうか末永くご支援下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

日本ASPセラピー普及協会 会長 襖田和敏

※原稿執筆日令和3年4月中旬

相談役 米田裕和

うどん県(香川県)出身、福岡県福岡市在住の米田裕和です。

視覚障害者のあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の資格取得のお手伝いをしています。

ASPセラピーとの出会いは、2年前の名古屋での学会になります。その時、初めて見るASP鍼が、視覚障害者の方々が困難であった耳への刺激が、比較的容易に行えることに衝撃を受けました。直ぐにASP鍼を手に入れようとするも、多くの問題が・・・。

個人的にフランスから取寄せて、改めてASP鍼の素晴らしさに感動しました。簡単に打てるASP鍼ですが、やっぱり練習は必要です。鍼の基本練習と一緒で地味な内容の繰り返しですが、しっかりと身につければ多くの技術に応用できるものになります。

襖田先生、松浦先生のASPセラピーを普及することで国民の健康に寄与したいとの考えに賛同し、微力ながらお手伝いさせていただいております。

今後とも皆様のお力添えいただければ幸いです。

略歴
平成11年 4月 はり師免許(第114917号)、きゅう師免許(第114833号)取得
平成11年 3月 明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学)鍼灸学部卒業
平成13年 3月 明治鍼灸大学大学院鍼灸学研究科鍼灸学専攻博士前期課程修了 修士(鍼灸学)学位取得
平成16年 3月 明治鍼灸大学大学院鍼灸学研究科鍼灸学専攻博士後期課程修了 博士(鍼灸学)学位取得(30号)
「糖尿病患者における飲水負荷時の胃電図に及ぼす鍼刺激の効果」
https://www.meiji-u.ac.jp/about/research/publication/i_muom/files/shinkyuigaku33_99.pdf
平成16年 4月 函館視力障害センターに奉職
平成22年 4月 塩原視力障害センター
平成25年 4月 国立障害者リハビリテーションセンター
令和 2年 4月 神戸視力障害センター
令和 4年 4月 福岡

理事・学術部長 武田充史

JATAの理事、学術部長を拝命いたしました武田充史です。

会員の皆様には主に学術セミナーやオンラインサロンにおけるご質問の対応をさせて頂きます。

私事ですが、仕事の都合にて都内に転居することもあって、都内でのルセミナーなどリアルでの活動を盛んにしてゆきたいと考えています。

宜しくお願いいたします。

理事・副会長兼普及広報部長 松浦哲也

このたび日本ASPセラピー普及協会副会長兼普及広報部長を拝命しました松浦哲也です。

昨年度は仕事が忙しく全く会の活動に関われず申し訳 なかったと反省しておる次第であります。4月に美容関 係の会社役員を辞任しまして、代わりにASPセラピーに 係わる仕事を増やしております。具体的には9月から医師と創る鍼灸事業が公にスタートします!ASPセラピー を普及する下準備を着々と進めております故、今期は JATA副会長として会をガンガン引っ張っていけると思っておりますので、皆様のご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

まず、私が会員の皆様にお伝えしたい事は、JATAは戦場鍼を普及する会じゃない!「戦場鍼という名の耳介 療法」も含むASPセラピーを普及する会という事であり ます。(戦場鍼だけを普及する活動はBFA JAPANというブランドで個人的に行っております。)

さて、私が取り仕切る新しい事業としては会員同士が お互いにASPを刺し合う勉強会(ASPセラピー勉強会) を新たに事業化し、全国各地で開催してもらってASPセラピーの普及を図りたいと思います。

ASPセラピー勉強会は正式な認定講習ではありませんので認定証などの発行はありませんが会員同士で何度も 練習をしているうちに技術は上達してくると思います。 ただやみくもに練習してもやはり技術は上達はしないので、ASPを使ったBFAをマスターして頂く認定講習会 を従来より受けやすくしていきたいと思っております。

第3期は認定講師が定期的に2級の集団講習(最低2名 以上)を開催する事と致します。またその他の認定講師 が在籍する地域では希望者が4名以上集まれば集団講習 の開催も可能です。もちろん、個別技術指導はいつでも開催可能ですので希望される方は総務までお問い合わせ下さい!

一番の問題点ASPの入手!ASPが手元に無ければ練習もできないと思いますので、(株)トランスパレンスの ご協力の下第二期の途中までは有料だった輸入サポートを完全無料化して会員の皆様がASPを輸入して頂くお手 伝いをさせて頂きます。これは本当に便利ですのでお気 軽にご利用ください。しつこい様ですがASPの輸入を「無料」でサポートです!

またJATAには医師の先生方も入会して下さっておるので、医師にも満足して頂けるコンテンツを提供しなけ ればと思っておる次第であります。この件に関しては全くの白紙でありまして、医師の先生方から何か良きアドバイスを頂けたらと思っておりま す。

普及広報部長としては、理事に若い二人の先生を起用して、頭の柔軟な若い鍼灸師を会員に募りたいと思っております。また、若い理事には自由に活動してもらい会の新陳代 謝を図りたいと思っております。彼らの発言の中には若さ故生意気な部分もあるかと思いますが、皆様のご理解 とご協力を賜りたいと思っております。

持病を持っておる為無理はできませんが、日々の体調 管理をしっかりとして、やり切りたいと思っております ので皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。

理事・総務財務部長 上市茂生

日本ASPセラピー普及協会 総務部長財務部長兼任の上市茂生です。 会員の皆様、協会運営にご協力を賜り感謝申し上 げます。

会員の皆様におかれましては、新型コロナウイルスの分類は5類へ変更されましたが、感染拡大が懸念されており、全国的に施術所運営のみならず日常生活全般においても様々な影響を受けておられることと拝察いたします。

短時間で施術が完了するASPセラピー及び日本式 戦場鍼は、耳を主な施術範囲とするため接触によるリスクを軽減することができるため、患者様の 新型コロナウイルス感染への不安に応えることができます。 これは、施術者自身と勤務するスタッフのみならず同居する家族にもリスク軽減という「安心 」を 提供することになると考えております。

比較的短時間で技術の習得が可能なASPセラピー 及び日本式戦場鍼は、初学者でも即効性と一定の再現性を持った施術の提供を可能にします。 加えて、米軍が採用している評価表を用いることで施術前後の症状変化について、施術者と患者様 がビジュアル的に簡易に共有できる点がとても優れていると認識しております。 事務局では、合理性を重んじる米軍の医学的根拠、短時間施術、施術評価、これらの利点を積極 的に発信することで国民の健康に寄与したいと願 い、法規に則ったASP鍼の取扱いを希望する医 師・歯科医師・はり師及びこれらの資格取得を目指す医療系学生の支援に励みます。

当協会では、発足当初からオンラインシステムを積極的に活用してまいりました。 ASPセラピーのスキルアップには、Webinar導入 講習会のオンライン自主学習の他、オンライン筆 記試験、オンラインシステムを用いた個別指導を 開催しております。 今期は、ASPセラピー勉強会の開催など対面講習 の機会を提供してゆきますのでご期待ください。

今後とも、 ASPセラピー及び日本式戦場鍼の国内普及にお力添えを賜りますようお願い申し上げま す。

理事・普及広報部
関西エリアリーダー 平賀 陽子

5年前、実兄である松浦哲也先生からの『ASPやるぞ!』から始まった私のASP活動。 神戸⇄長野を何度も行き来し、技術習得の講習会・勉強会を開催しながらASPの魅力を伝えて来ました。

そんな矢先、コロナ禍による県外移動制限や講習会の自粛で思う様な広報普及活動が出 来ず、会員の皆様も物足りなさを感じられていたかもしれませんが、これから又多くの地域でASPの技術を学べる実技講習会など開催出来る様にしていきたいと思っています。

そして沢山のASPセラピーによる症例やJATAの活動内容をSNS配信し、『活気ある JATA』をアピールして行きたいです♪

《お願い》 日本では取り扱いの少ないASP鍼。もちろんASPセラピーとしての症例も少なくJATAの SNSは大変貴重な物になります。そしてそのSNSをきっかけにASPを取り扱いたい!と思 う方も増えています。

そこで、もっともっと内容の濃い物にする為に、会員の皆様がASPセラピーを施したお 写真や動画をJATAからもリポスト配信したいと思っています。 Instagramをされている会員様は『@asp_therapy 』のタグ付けのご協力をお願い致しま す。

お願い

日本では取り扱いの少ないASP鍼。もちろんASPセラピーとしての症例も少なくJATAのSNSは大変貴重な物になります。そしてそのSNSをきっかけにASPを取り扱いたい!と思う方も増えています。

そこで、もっともっと内容の濃い物にする為に、会員の皆様がASPセラピーを施したお写真や動画をJATAからもリポスト配信したいと思っています。
Instagramをされている会員様は『@asp_therapy 』のタグ付けのご協力をお願い致します。

JATA 平賀
ASP therapy×健美同源
健康になる事で美しい身体になれる様に!

理事・普及広報部
関東エリアリーダー 内田 和久

この度、理事・普及広報部関東エリアリーダーを拝命致しました「鍼灸マッサージ治療院 筋膜ラボ・光和堂」の内田和久です。

鍼灸学校在学中に業界誌で戦場鍼の存在を知りましたが、卒業後どこに行けば戦場鍼を打 てるようになるのか分からず、存在を忘れかけていました。 コロナ禍真っ只中のある日、SNSで戦場鍼の打ち方一切を教えてもらえることを知り、い てもたってもいられなくなり緊急事態宣言の合間を縫って、日帰りのバスで長野の松浦先 生に教えを乞いに行ったのがASP療法との出会いです。

ASP療法はさまざまな症状に効果を発揮します。そのことをこの2年間、ASP療法を実践し ている中で感じてきました。

最近では、「昔NHKで放送していた戦場鍼が私に効くのではないかと思って」と、トラウ マをお持ちの方、線維筋痛症の方など、鍼灸院に来院する方としては特殊な方々が興味を お持ちになってたくさん調べた上でいらっしゃいます。

これからもASP療法の魅力を関東で伝えていけるよう、頑張って参る所存ですので、多く の先生方のご指導ご鞭撻どうぞよろしくお願い申し上げます。

理事・普及広報部
北海道エリアリーダー 添田 征伸

この度、日本ASP普及協会理事・普及広報部北海道エリアリーダー二期目の添田 征伸です。 数年前、テレビの某健康情報番組で戦場鍼(BFA)を初めてみて、自分もこの施術が出来 たら今まで以上に患者さんの役に立てると思い、学ぶことを始めました。

普段は刺激量のあまり多くない鍼法をメインで施術をしていますが、戦場鍼施術が出来 るようになり、更に施術の幅が広がったように感じております。

当協会はフランスから一人一人が個人輸入をしたASP鍼での戦場鍼施術だけではなく、一般的な毫鍼や灸でも、効果を出せるよう日々精進しています。

患者さんに施術をした際に、本当にうった直後から症状の変化がわかり、鍼灸師免許を取得したばかりの先生から、臨床歴が長い先生まで誰が施術しても同じように効果が出せ る素晴らしい鍼法だと思います。

私自身が普及広報部北海道エリアリーダーとして、今後も定期的に講習会を開催、また は、広報活動をしていきたいと思いますので、興味がある方は、総務の上市までいつでも ご連絡お待ちしております。

理事・普及広報副部長 種市 敢太

初めまして。 鍼灸師としてはまだまだ若輩者ですが 私の目的とJATAの目的が一致するため 若い世代の中心になれるように努力する所存です。

正直なお話をすると 私は鍼灸を受けたことなく鍼灸師になり 鍼灸に感動したことは一度もありません。

そんな私だからこそ 鍼灸を批判的な観点から常に見ています。

鍼灸師側の目線ではなく 患者さん側の目線で鍼灸を考えることが 多いのですが ひとことで言ってしまえば 鍼灸は怪しいんです。

それも宗教的に。

効果が出てるかどうかもわからないのに 鍼灸師側が自信満々に効果が出ると 押し付けてくる感じ。

もちろん 鍼灸師の中に”ホンモノ”はいると思っています。 その人たちは確実に腕で黙らせてくるぐらい 結果を出しているのでしょう。

しかし、 多くの鍼灸師はそのホンモノの”腕”以外を真似てしまっ ているせいで 最初に話した宗教的な雰囲気になってしまうのではない かと思っています。

ホンモノになるためには多くの経験と知識と時間が必要 になりますが それを皆に求めてしまうのは今の時代難しいと感じま す。

だからこそ ASPのような西洋医学的にエビデンスがあり 誰が行っても一定以上の結果を出せる鍼治療を普及して いくことで

ホンモノにたどり着くための時間を稼げるのではないか と思っています。

良い鍼灸業界には結果の出せる鍼灸が必須です。 修行と経験を必要とする鍼灸の前に 再現性が高く結果を出せるASPの普及をしていくことで 世の中の人たちの鍼灸に対する見方を変えていきたいな と考えています。

そうすることでこれからの若い鍼灸師達が自分のやりたい鍼灸を目指しやすくなって欲しいです。

理事・普及広報副部長 坪井良寛

このたびみなさまのご承認を受けまして、日本 ASPセラピー普及協会の理事を努めさせていただ くこととなりました坪井良寛でございます。

私は学生時代、陸上競技一筋の生活を送ってお り、常に怪我と隣り合わせの環境から、地元の鍼 灸院には中学1年生のころからお世話になっており ました。早い段階から鍼灸が身近にあったことも あり、高校卒業後に自身が施術家として鍼灸の道 に進みたいという思いが生じるまでに時間はかか りませんでした。ただ、進路を選んだ最大の理由 は、高校卒業後も陸上競技を続ける上で、身体の 仕組みや効率的なケアの方法を知り、自らの身体 に生かすためでした。

2006年にはり師・きゅう師、2010年に柔道整復師 の免許を取得、2012年には明治鍼灸大学(現、明 治国際医療大学)の大学院を修了して鍼灸学修士 に。その間も陸上選手としての活動も続けていま した。また、一方では在学中からスポーツトレー ナーとしても活動。競合大学や実業団選手のケ ア・コンディショニングに携わってきました。学 校で学んだことをすぐに実践して効果を検証でき る環境が、選手としてもトレーナーとしても大き な成長に繋がったと感じています。

卒業後は、京都府内の鍼灸整骨院での数年間の勤 務と分院長の経験を経て、地元・京都府亀岡市で 独立開業。その後、業種を拡大して店舗を移転、 現在では鍼灸整骨院に加えてリバビリ型のフィッ トネスジムと美容整体サロンを運営しておりま す。『地域のリバビリ難民をなくす』という理念 のもと、今後は地域に根差した健康・介護・福祉 のコングロマリット企業を目指していきます。

当協会に入会したきっかけは、、、申し訳ござい ません。本当に全く覚えておりません。気づいた ら入会していたという嘘のような本当の話ではご ざいますが、それだけ心に刺さる何かがあったの だと思います。私の思うASPセラピーの魅力は、 再現性と即効性に優れており、比較的短時間で誰 でも習得が可能で、初学者でも熟練者と同等の施 術効果を引き出すことが出来る点です。ASPセラ ピーを正しく学ぶことで、誰もが同じクオリティ の施術をおこなうことができ、より多くの方々の 力になれると確信しております。

今後は当協会のさらなる繁栄に向け誠心誠意尽く して参る所存です。皆さまのご協力・ご支援を賜 りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。