日本ASPセラピー普及協会の目的
当会は、ASPなどを用いた耳介療法の学理及び応用の研究についての発表及び連絡、知識の交換、情報の提供、技術の研鑽等を行うことによって我が国における耳介療法の進歩発展普及と人類の健康に寄与することを目的とする。
ASPセラピー普及協会の目標
- 安全確保と啓蒙
ASP鍼の正しい使用方法を全国の鍼灸師に広め、安全で効果的な施術を提唱し、日本の鍼灸業界全体の信頼性を高める - 認定施術者の全国配置
全都道府県に認定施術者を配置し、地域を問わず質の高いASPセラピーを国民に提供できる環境を整備する - ASPセラピーの認知拡大
ASPセラピーの効果や適応を広く国民に伝え、健康の維持・増進に役立つ普及活動を行う - 専門家への啓発と国際連携
症例報告や学会発表を通して全国の医師、歯科医師、鍼灸師への啓発を進めると同時に、海外の耳介療法推進団体とも連携し、グローバルな普及を目指す - 鍼灸師養成学校への導入推進
短期間で技術習得可能かつ再現性の高いASPセラピーを、鍼灸師養成学校において講義や実技、演習に取入れることができるよう認定講師派遣要請に応じ、次世代の鍼灸教育への定着を目指す
これらの活動を通じて、一般社団法人 日本ASPセラピー普及協会(JATA)はASPセラピーの普及と発展を支え、日本と世界の健康と福祉に貢献することを目指す。
協会のなりたち
この協会は、明治鍼灸大学(現 明治国際医療大学)時代の仲間が、鍼灸学会の後に襖田先生を囲んで食事をしている時に、松浦が保有していたASP鍼に興味を持ち、その後仲間で自然と集まりASP鍼の輸入方法や施術方法等の勉強を始めた事が起源です。
ASPセラピー(ASP耳鍼療法とASP皮内鍼療法の総称)の社会的普及を目的とする任意団体を、2019年6月に『日本ASPセラピー普及協会(会長:襖田和敏)』としてスタートさせました。
スタートアップメンバーはわずか5名でしたが、メンバーがそれぞれの得意分野で協力し合い、その後、2021年6月に一般社団法人日本ASPセラピー普及協会(会長:竹田太郎)を設立しました。