日本ASPセラピー普及協会会員の皆様、こんにちは。
改めまして会長の襖田和敏です。
皆様には、日頃より当協会の活動に深いご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。第2期を終えるにあたり一言ご挨拶を申し上げたいと思います。
まず当期の初めに掲げた5つの施策についてご報告致します。
1つ目のASP鍼の国内販売に向けての薬事認証取得についてですが、まだ詳細をお伝えする段階ではございませんが、鋭意進行中であり、早ければ来期にでも私達にとって喜ばしいご報告ができるのではないかと思います。今しばらくお待ち下さい。
次に2つ目の協会認定施術者の全都道府県配置、3つ目のエリアごとの普及活動、4つ目の臨床研究部活動についてですが、年始のご挨拶でもお伝えしました通り、残念ながらまだ道半ばの状態です。しかしながら当協会の一般社団法人化は既定路線として事務レベルでの手続きを推進中ですし、加えて上記の薬事認証取得がなされれば、ASPセラピーを含む当協会の社会的認知度や信頼性はいや増し、普及活動が加速することは疑いありません。従いまして少し長期のスパンで見守り下さいますと幸いです。
5つ目のYouTube鍼灸大学校™(旧学術部)の活動は、既に皆様もご承知のことと存じます。今後も当協会会員だけでなく、その分野に精通した専門家に講師をお願いし、皆様のニーズに合致した良質なコンテンツを提供し続けていければと考えています。
さて、最後となりましたが、今般私議、先日の理事会にて第2期末をもって理事ならびに会長職を退任し、監事に就任することとなりました。在任中はひとかたならぬご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。
なお、後任にはYouTube鍼灸大学校™教授(旧研究部長)の竹田太郎が就任の予定です。何卒私同様格別のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
ちょうど2年前の今頃、名古屋で某鍼灸学会学術大会が開催されました。まだ新型コロナウイルス感染症の存在も知られていなかった、ある意味平和な時代です。その際の私的な打上げに居合わせた襖田・松浦氏・米田氏の3名による茶飲み話が「種」となり、後に上市氏・平賀氏の両名が加わることで「日本ASPセラピー普及協会」が産声を上げました。そして多くの皆様のご支援のおかげで、やっと独り立ちできるまでの組織に成長致しました。せっかくここまできたのだから、せめて来期の法人化新体制までは責任を持って見届けるべきではないかとも悩みましたが、「Don’t put new wine into old bottles.」との諺にもあります通り、あえてこのタイミングでより組織を発展させてくれるであろう新会長にバトンを託すことこそが、自分の役目ではないかとの結論に至りました。そもそも法人化とは組織が個人の所有から脱却し、真の公益化を目指す第一歩ではないかと考えています。勿論、これからも個人の出来る範囲でASPセラピーの普及活動は継続していきますし、監事という大役を仰せつかりましたので、少し離れたところから当協会の活動を見守り続けていきたいと考えています。それでは今後とも「我が子」ともいえる「日本ASPセラピー普及協会」を、皆様もどうか末永くご支援下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
日本ASPセラピー普及協会 会長 襖田和敏
※原稿執筆日令和3年4月中旬